こんにちは。
ロードバイククリエイターのオカズです。
今回は、私のキャノンデールトップストーン カーボンを1ヶ月乗ったインプレッションを紹介していきます。
そして、インプレッションのターゲットになるのは、このモデルに装着されているセーブカーボンハンドルとセーブカーボンシートポストについて解析していきます。
これらのパーツがどういう振動吸収や乗り心地なのか気になる方は、オーナーの私が正直なインプレッションをしますので必見ですよ!
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セーブカーボンハンドルの使用感
このハンドルはキャノンデールオリジナルのハンドルです。
フレームのサイズによって、二種類のサイズがあります。
サイズは2つに分かれる
S、SM-ハンドル幅400mm
M、L-ハンドル幅420mm
私のバイクはMサイズになり、420mmが装着されています。
バイクによく乗っている方はご存知だと思いますが、この20mmの差はかなり違和感がありますよね。
極端な表現かもしれませんが、私の感覚でいくと、大ぶりのバイクを振り回すというもったりしたイメージがあります。
個人によってはそれが好みという方は問題ないですね。
私は、このバイクを縁あって中古で手に入れる事が出来ました。
ハンドルに対してのわがままは、これからのカスタムで補っていこうかと思います。
振動って考えたことある
軽量化が断然正義であるバイクのパーツは、ここにかなり拘りますよね。
軽量化やアナトミカルハンドルを装着することは当然考えますが、こと、振動対策はいかがでしょうか。
カーボンハンドルだから大丈夫と思っている方もいると思いますが、大半はタイヤ、ホイル、バイクのフレームで振動吸収をしてます。
だから、丸型カーボンハンドルで大丈夫じゃんと言うでしょうね。
私もそう思いました。
このハンドルを握る前までは。
えっ、何が違うかって。
形が違う。
この形がいいんですよね
翼断面型のこのハンドルは、空力の良さや振動吸収も良いですが、それよりも、しなるんです。
このしなりが、突然のギャップや微振動を手首や肘に伝えにくくしています。
えっ、しなるの。
そんなの嫌だと思う方。
確かにそう思います。
レース志向、ハードにコースを攻める方達は、気にいらないと思います。
そういう方達は剛性のあるハンドルを選ぶのが当然だと思います。
現に、ツールなどの一流選手達は自分に合うお気に入りのハンドルしか使いません。
サドルもそうですよね。
罰金を払ってでも自分に会うものしか使いません。
だから、お気に入りのハンドルに拘る皆さんは当然です。
なのに、これを使おうかと思う理由は、このハンドルの上下のしなりと、翼断面型の上に軽く手を置ける楽なポジショニングが、ロングライドや通勤ライドで疲れを軽減してくれたからです。
もちろん、これは感覚なので個人差は大ありです。
これだけ褒めちぎったハンドルでも、もちろん、欠点を感じてます。
このハンドルの欠点
サイズの話は置いといてですが。
私が気になってるのは、この翼断面のハンドルがアクセサリーの使用を限定してしまうということです。
このハンドルにアクセサリーを付けられるようにするには、オプションのハンドルブラケットを使い、サイコンやライトなどの取り付けを可能としています。
私の場合は、ロックマウントが最初から取り付けてあり、ガーミンのサイコンとキャットアイのライトを直ぐに取り付けられた事が、実にラッキーでした。
この懸念さえなければ、かなりの合格点なんですよね。
それでは、セーブカーボンハンドルの総評になります。
このハンドルはアクセサリーに関しての懸念さえなければ、快適性を追求したパーツになっていて、特にロングライドで良い効果があると思いました。
現在、トップストーンをお持ちで、このハンドルを購入検討している方に、私のインプレッションが伝われば良いかと思います。
今度は適正サイズを購入して取り付けたいです。
次はシートポストについていきますよ。
セーブカーボンシートポストの使用感
このハンドルはキャノンデールオリジナルのシートポストです。
こちらはキャノンデールの一部ハイグレードモデルに装着されているモデルになり、軽量でバイクの重心を下げてくれる効果があり、上部のくびれの部分がしなる事で振動吸収する優れものです。
サイズは27.2㎜の物がついています。
私はメーカーの謳い文句が本当かな思いながら、オーナーとしてライドを開始しました。
しなりは感じないけど振動吸収はグッド
このシートポストは、体感的にしなりを感じる事は出来ませんでしたが、金属製のシートポストと比べると、身体に伝わる振動のリズムが細かかったり、路側帯などのギャップを乗り越えた時に、ガツンと来るショックがマイルドに感じました。
もしかしたら、グラベルロードバイク特有のタイヤやフレームの影響かもしれませんが、こういったパーツが、さらに、マイルドにさせているのかもしれませんね。
このシートポストへの感想ですが、ハンドルよりこちらのシートポストの方が、振動吸収に効果があると感じます。
やはり、このくびれでしょうかね。
弱尻の私には大変頼りになるパーツと思いました。
そして、ロングライドになると、この振動が後から疲労した身体に効いてくるんですよね。
それでは、シートポストの総評になります。
軽量化と振動吸収に優れたこのシートポストは、キャノンデールのオーナーでなくても購入する価値ありだと思います。
ちょっと、変わったフォルムのくびれたこのパーツは、一般的な形のシートポストより一目おかれるかもしれませんよ。
まとめ
このトップストーンカーボンに付いたカーボンハンドルとカーボンシートポストインプレについてまとめていきましょう。
これらのパーツはしなる事によって振動や予期せぬギャップに対しての対策に、かなりの効果があるのは確かでした。
また、グラベルロードバイクではこれらのパーツが、戦闘力をさらに高めてくれるでしょう。
キャノンデールのバイクでなくても、試す価値はあると思います。
そして、キャノンデールの名品を装着しているこのトップストーンカーボンは、タイヤ、ホイール、フレーム、パーツが、路面のサーフェイスを問わない走破性と快適性を備えた素晴らしいバイクに仕上がっています。
私が思うに、舗装路、荒地、悪天候と環境に左右されにくい乗車を可能としているバイクは、グラベルロードバイクなのではないかと個人的に思いました。
今回のライドでは、これらのすばらしいパーツやコンポーネント、フレームが予定以上の距離や時間を快適に走行させてくれました。
キャノンデールのバイク設計者に感謝したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。