無線電動コンポーネントを使うと、もう他は使えない
こんにちは。
オカズです。
私のキャノンデール トップストーン カーボンには、SRAM Force e-Tap AXS(アクセス)が装着されているトップグレードのものになります。
このSRAM無線電動コンポーネントはセカンドグレードになり、完全ワイヤレスでハンドル周りははすっきりして見えます。
シマノDI2と違いブレーキホース以外は完全ワイヤレスの電動コンポーネントになっています。
ディレイラーはアプリでペアリングを行い、一回取り付けれしまえば、センサーがセットアップを自動的に行い、調整不要のメインテナンスフリー変速機になります。
これ便利だと思いませんか。
ワイヤーの伸びやディレイラーの微調整一も切ないんですよ。
そして、コンポーネントはコンパクトに出来ていて、外観は黒ベースで、上位機種REDのシルバーなラグジュアリー仕上げとは別にシックに仕上がっています。
ギアの変速設定はアプリを通じて、コンポーネントとBluetooth接続され、シマノDI2と同じシンクロシフトも可能です。
私の場合はリアの変速設定を車のパドルシフトのようなパターンにしていて、右がシフトアップ、左がシフトダウンに設定しています。
フロントの変速設定は、左右のシフトレバーを同時タッチする事によって、インナーからアウター、アウターからインナーへのギアは1発で変速できるよに設定しています。
走るシチュエーションによっては、一気にアウターとかインナーにすることもありますが、この時に変速差が起きにくいギアに調整を行ってくれる機構が働き、クルクル廻りすぎたりとかズトンと重くならないように、自動的に変速調整してくれる賢い機構がとても便利だと思いました。
そして、電動無線コンポーネントのリアディレーラーの変速スピードはというと、Red11速(ワイヤー仕様)より速いとメーカーは説明しています。
私にはどっちが速いというのを比べたことがないので分かりませんが、ワイヤー使用の変速機より気持ちよく素早くシフトが行えるというのが感想になります。
電動の変速レバーは作動幅が狭く、押し込む動作は全く無く、1センチも押さなく、パチン、カシャンと力を一切使わずシフトされていきます。
私はこのSRAMが初めて使う電動無線変速機だったのですが、正直、このタッチ感と操作性は超感動ものでした。
冒頭の書き出しが、まさにこの一言でした。
もう他のコンポーネントは使えない。
とても楽で楽しいです。
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トップストーンに装着されているコンポーネント
この無線電動コンポーネントを装着したトップストーンの仕様は以下になります。
SRAM Force e-tap AXS
フロント: 46-33
リア: 12速(10-33)-10,11,12,13,14,15,17,19,21,24,33
クランク:172,5mm
ディスクブレーキ仕様
(ディスクブレーキのローターはRedと同品)
以上がメイングループコンポーネントセット概要になります。
そして、最上位機種のRedと同品のディスクブレーキローターは、制動力に安心感を与えてくれるものになっています。
バッテリーは共通品
バッテリーは上位機種のRedと共通品なので、アップグレードした時に、兼用出来るので買い足す必要がないのはお財布に優しい仕様ですね。
また、もう一つ上にアップグレード出来る楽しみがあるので、カスタムの選択肢があって嬉しいです。
気になるバッテリーのもちを不安に思う方がいると思いますが、もし、ライド中にリアのバッテリーの容量が無くなったら、フロントと入れ替えることで再び変速可能となるので、エマージェンシーの時にも役に立つ共通品は重宝すると思います。
走り方にもよると思いますがメーカーによると60時間はもつそうです。距離は700Km とも言われていますが、30-40Kmの通勤距離で使うのであれば、一週間に一回、ロングライドに出かけるなら、前の晩に満充電にしておけば、まず、問題ないですね。
バッテリーの充電に関しては簡単で、コンポーネントのセットについているバッテリチャージャーを使い、一時間もあれば満充電できます。
カスタム出来るコンポーネント
このグレードのコンポーネントはカスタムも可能で、メーカーのパワーメーターが別で後付け可能となっており、上位機種Redの一体型クランクに比べるとリーズナブルなところもありがたく、カスタムの楽しみが増えています。
チェーンの形状はRedと同じですが、そちらは中空ピン仕様になり軽量がはかられており、デュラエースと同等の値段になっていて、お手軽カスタムはよさそうですね。
また、リアスプロケットをREDに交換するこで軽量化にもなるので、上位機種を購入出来なくても、互換品で楽しむことが出来るForceは、コストパフォーマンスが高いかもしれませんね。
シマノとSRAMどっちがいいか
さて、このコンポーネントのグループカテゴリーは。シマノのアルテグラに相当するものになり、同じ電動無線コンポーネントのライバルとして市場では、よく対比されるものになっています。
気になる方は、以下にこのコンポーネントの市場価格を載せて起きますので参考にして下さい。
*SRAM Force e-Tap AXS グループセット: ¥266,800(税抜き)
2×12 Disk(シフター、ディレーラー、充電器セット)
* SRAM Force e-Tap AXS フルセット: ¥32,6100(税抜き)
グループセット、クランク、チェーン、ブレーキセット、スプロケット
シマノ電動アルテグラ油圧ブレーキ 2x11スピード: ¥174,413(税抜き)
どうです。グレードはアルテグラクラスでも値段は倍使いものがありますね。昨今のシマノコンポーネントの入庫待ちは、半年以上と言われコンポーネントの供給不足を考えると、1つのコンポーネントセレクト案とも言えるのではないでしょうか。
このSRAM Force e-Tapは値段からすると、手が出しにくい物になると思うのが本音になります。
たまたま、私のバイクに装着されていた事に感謝したいです。
それは、おいといて、どちらがいいかと言いますと、メインテナンスの優位性、配線の見えないビジュアルが、一歩抜きに出ているSRAMを私の推薦コンポーネントとさせていただきます。
まとめ
そして、そして、最後にまとめとしてこのコンポーネントのインプレッションをしないといけませんね。
結論を言います。
これからのスポーツロードバイクは、完全無線電動コンポーネントがメインになるでしょう。
ワイヤー、ケーブルも見えなく、スマートな外観と素早い操作を持つコンポーネントを付けたバイクは最高のマシンになっていくでしょう。
読者さん、長い記事を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。