こんにちは、オカズです。
サイクルチェアリングとは、お気に入りの折り畳み椅子を自転車に積んで憩いの時間を良い景色やリラックスできるところへ行き、椅子を広げて飲み物や食べ物を楽しむアクティビティです。
また、サイクル仲間とのロングライドでサイクルチェアリングでおしゃべりを楽しむこともできます。
今回は、ロングライドもサイクルチェアリングでコーヒーブレイクを楽しむ方法を紹介します。
サイクルチェアリングの初心者も、ロングライドで休憩の時に、椅子に座ってコーヒーブレイできるようになりますよ。
自転車と共に最高のリラックスタイムを楽しみましょう。
筆者は気楽にコーヒーブレイク楽しむアクティビティとして、ロードバイクにヘリノックスのチェアワンを積んでサイクルチェアリングしているサイクルチェアラーです。
以前にロードバイクでサイクルチェアリングをする記事を書いています。
リンクを貼っておきますので、そちらも併せて読んでいただけると、この先の記事の参考になると思います。
そして、これから紹介する内容は、近場だけのサイクルチェアリングでは物足りないと思う経験者もぜひ参考にしてみてください。
ロングライドでもサイクルチェアリングしたくなりますよ。
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目次
サイクルチェアリングの初心者は計画を立てるのが大事
サイクルチェアリングの初心者がロングライドできる方法は、まずライド計画を立てることを第一に考えましょう。
勢いで大量の荷物を積んでロングライドに行くのは避けましょう。
目的地の距離、走行時間、積載荷物を考えた計画で実行すれば、楽しいロングライドチェアリングが可能になります。
ここ押さえておけば、どこにでもサイクルチェアリングに行けます。
脚力に自信のない方や初めてのロングライドの方も参考にしてみてください。
目的地へのライド計画を立てる
ズバリ、ライド計画さえできていれば、どこでもチェアリングできるようになります。
ロングライドサイクルチェアリングを可能にするには、重量加算のため重くなった自転車を走らせる多少強めの脚力が必要になります。
最初は無理しないで、ご自分の行ける走行距離と走行時間を考慮して、ライド計画を立ててください。
基本的に、距離を走れる脚力が前提です。
目的地のライド計画に必要な指標は、ライド計画の距離もしくは時間の2割引いた値が、あなたのサイクルチェアリングにおける最大実走行距離と実走行時間にします。
この2割の意味は、チェアリングでリラックスする時間を取るためです。
走りが目的ではないので、チェアリングの一時を主にしてライド計画を立てていきましょう。
チェアリングの時間を長くとりたければ、走行距離と走行時間を短くしましょう。
1日でサイクリングできる時間があなたのチェアリングタイムになります。
サイクルチェアリングも慣れてくると、ロングライドでもちょっと長めの休憩気分で椅子を広げて、コーヒーブレイクできるようになりますよ。
15分〜20分くらいの休憩時間でもOKですね。
自分のロングライドに行ける距離もしくは時間を設定
計画を立ててみましょう。
自宅から目的地を含めた往復の距離が100km可能だったら、総走行距離を80kmくらいに抑えます。
また、信号停止を含めない走行時間が5時間だったら、片道2時間で往復4時間くらいの目的地から始めるといいです。
まず最初はロングライドに気を使いすぎないで、チェアリングの時間を主に設定してください。
また、チェアリングで過ごす時間の前後に、移動距離もしくは、時間を当て込むのもいい方法なので、慣れないうちはこちらから始めるのもいい方法です。
チェアリングの時間を長く設定
チェアリングの時間を長くとる場合、ロングライドは難しくなりますが、距離よりも目的地への移動時間を考えましょう。
1〜2時間くらいのチェアリングタイムをとりたければ、走行時間を片道1〜1,5時間、往復3時間くらいの目的地にすると良いです。
ロングライドのサイクルチェアリング初心者は、このくらいの余裕をもって距離や時間を設定しておくと、ゆったりとチェアリングを楽しめると思います。
サイクルチェアリングのロングライド計画をまとめると、大事なのは余裕を持ったプラン作りが、楽しいコーヒーブレイクを過ごすことができるようになるということです。
これを無視すると、リラックスどころではなくなってしまいますので気をつけてくださいね。
サイクルチェアリングの荷物はよくばならない
ロングライドでのサイクルチェアリング初心者は、荷物の増やしすぎに注意しましょう。
椅子が加わった重量加算が脚力と体力を奪います。
自転車に積む荷物は、使い慣れた物や大きくない物、重くないものがおすすめです。
近場でのサイクルチェアリングならいいのですが、ロングライドの場合には、キャンプ気分でグッズを持ちすぎると帰りの脚に響きますよ。
自分の体力を考えたプランで椅子を自転車にしっかり固定、若しくは収納してしまえば、快適にロングライドできます。
*ハンドルに吊るした状態の折りたたみ椅子①
*ハンドルに吊るした状態の折りたたみ椅子②
*ハンドルにベルクロテープで固定した状態
「自転車重くなるんだけど」、なんて言わないでくださいね。
椅子ありきのサイクルチェアリングですから。
でも、最軽量の方法も紹介しますので参考にしてみてください。
これで、今まで近場だけだったのが、ロングライドもできるようになります。
サイクルチェアリングは椅子の積み方がポイント
計画は立てた。
さて、ロングライドのサイクルチェアリングでは椅子の積み方でさまざまな問題が出てきます。
*どんな椅子を積んだらいいのか
*どこに椅子を積むといいのか
*どうやって椅子を積むといいのか
今までは、近場ならとりあえず椅子が落ちない程度に、自転車に折り畳み椅子を積めば、なんとかなりました。
しかし、ロングライドでは悪路、峠道などでは椅子の積み方によっては問題が出てきます。
では、これらの問題を解決していきましょう。
どんな椅子を積んだらいいのか
私がおすすめするのは、ハンドル幅内に収まる軽量な折り畳みの椅子です。
理由は、この場所に固定できるサイズが、ライディングへ悪影響を受けにくいからです。
椅子の積み場所や積み方は後の章で紹介しますが、ハンドル幅内の折り畳み椅子をハンドルの下にしっかり固定するのが、走行中の自転車の揺れを防いでくれます。
まずは、ハンドル幅内でお好みの軽い折り畳み椅子を選択しましょう。
軽い椅子の代表といえば、ヘリノックスチェアゼロ、チェアワンですが、価格が高いので予算に余裕のある方、若しくは座り心地が気にいった方にはおすすめです。
サイクリングだけでなく、市街や公園などに持っていってチェアリングするのにも向いていますよ。
また、ご家庭内でもアウトドアの雰囲気で使用することも可能ですね。
椅子の選択はブランドやデザインに拘るも良いし、予算を抑えてお手軽にチェアリングするのもOKですよ。
以下に何点か紹介しますので参考にしてみてください。
補足ですが、購入する上で考えて欲しいのが、椅子が軽ければ脚力や体力の消耗を防いでくれるだけでなく、積む作業も容易になるのでこれも選択肢のひとつになります。
チェアリングする上で、どんな椅子を購入しよかと思っている時が妄想が膨らんで楽しいかもしれませんね。
海や山でチェアリングしている自分を妄想したりして。
どこに椅子を積むといいのか
前の章で少し触れましたが、いちばん簡単で低予算で積む方法はハンドル下への固定になります。
この場所がバイクの挙動やハンドリング、ペダリングに影響が少ないからです。
椅子をハンドル下に固定する場合、しっかり確実に固定するのが大事です。
どうやって椅子を固定するか
椅子の固定例を3点紹介します。
吊るしのみ
ベルクロテープで固定
ハンドルバッグに収納
ハンドルへの固定方法は、こんな感じで行うと良いですよ。
吊るしのみ:
近場の場合はこれが簡単です。
近場の公園やポタリングの時なら手軽に搭載できます。
ベルクロテープで固定:
例えば、ハンドル下に椅子を固定する場合、ハンドルに緩く固定してしまうとコーナーやブレーキングで椅子が揺れてしまい、前輪に椅子の一部が触れたり、椅子がずれて走行中のハンドルバランスを崩したりとハンドル操作に悪影響が出ます。
これらを簡単に防ぐには、長めのベルクロテープで固定して、椅子の揺れを防いでください。
ロングライドの時は最低でもこのぐらい固定しましょう。
ベルクロ2本で固定するだけで、落下や揺れの不安は激減します。
とりあえず、簡単低予算でロングライドチェアリングしたい方は、ここから始めるといいですね。
ハンドルバーバッグに収納:
最後に筆者が1番おすすめする椅子の固定方法になります。
いちばんにおすすめする方法は、ハンドルバーバッグを装備し、その中に椅子を収納してしまう。
この方法で椅子を収納するのが安全に運べる方法になります。
そして、ハンドルバーバッグには、椅子だけでなく、コーヒーブレイクのための器具や食材まで余裕で収納できます。
私はここにiPad miniも収納して読者やSNS投稿も行っています。
どんなハンドルバーバッグが良いかというと、アウトドアメーカーやサイクルキャンプ御用達品であれば、何の問題もありません。
収納力、耐久性、装備性に整ったバッグは、安心して椅子を積んで、ロングライドに行けます。
もちろん、近場でも安心ですよ。
以下に何点か紹介しますので参考にしてみてください。
ハンドルバーバッグ 9L 【EXPEDITION HANDLEBAR PACK/ コンパクト】|APIDURA(アピデュラ)|TOKYOlife
ここまではハンドルに固定してましたが、これ以外にも安心して椅子を積んで移動できる方法があります。
それはサドルバッグなります。
この方法もしっかり椅子を固定できるので安全です。
特に横置きのサドルバッグなら、調理器具や食材も一緒に収納でき、重いものを入れすぎなければ、ダンシングや急ブレーキでもバランスを崩しにくいです。
この方法でデイキャップ気分も楽しめますが、最初に紹介したとおり、ロングライドのサイクルチェアリングの初心者は、荷物の詰め込み過ぎには気をつけましょう。
帰りの脚に影響出ますから。
私のブログ記事の中にサイクルチェアリングでもキャンプ飯を食べれる記事を公開してます。
そちらに横向きのサドルバッグについて紹介していますので、参考にしていただければと思います。
以下に紹介するサドルバッグは、サイクルキャンプやイベントなどで多く使われています。
縦に収納するタイプですが、信頼性はバッチリあるのでこちらを選ぶのも選択肢として考えてみるのもいいかもしれません。
また、どうせ付けるのなら、こだわりのあるバッグ付けてみませんか。
所有欲やキャンプ気分で盛り上がりながらライドにいけますよ。
ロングライドのサイクルチェアリングの時の椅子の積み方の問題解決方法をまとめます。
*どんな椅子を積んだらいいのか
A: ハンドル幅内に収まる軽量な折り畳み椅子。
A: 高価ではあるがコンパクト、軽量、デザインで信頼性のあるブランド品を購入。
A: 手軽に始めるために安価でブランド品の使用と同等の物を購入。
*どこに椅子を積むといいのか
A: 簡単でハンドリング操作に支障の低いハンドル下に固定する。
*どうやって椅子を積むといいのか
A: 手軽かつ安価に固定できる長めのベルクロテープで固定する。
A: ハンドルバーバッグを装備し、その中に椅子だけでなく、調理器具や食べ物も一緒に収納する。
A: ハンドル以外の固定方法として、横置きのサドルを装備し椅子や調理器具、食べ物など収納する。
全体の注意点としては、ロングライドのサイクルチェアリングの初心者は荷物の積み過ぎに注意する。
なぜなら、重量加算した自転車は重いので、帰り体力を残さなけばならないから。
そして、椅子の積み方以外にチェアリングする時は、その場所の近くにトイレがあることも事前に確認しておく。
以上が椅子の積み方の問題解決のまとめになります。
椅子の積み方はポイントさえ押さえてしまえば、サイクルチェアリングだけでなく、応用編としてデイキャップ、本格的なテント拍までできるようになります。
椅子の積み方で遊びの夢が広げられますよ。
楽しくチェアリングするための参考にしてみてください。
1つバイクパッキングについてサイトをご紹介させていただきます。
ロングライドも楽しいですが、昨今流行っているグラベルライドでもバイクパッキングが注目されています。
グラベルライドですが、初心者から上級者までの道具、旅、食事のとり方を丁寧に紹介しています。
もし、ご興味がありあしたら以下のURLからたどっていただけると閲覧できます。
大変参考になる記事が満載されていますのお楽しみ下さい。
Gravelroad.jp – 自転車グラベルロードの道具・旅・食事を紹介するマガジンサイト
サイクルチェアリングのコーヒーブレイクのとりかた
ロングライドで疲れた脚と心を癒すために休憩。
景色の良い所で椅子に座ってコーヒーブレイク。
まさしくサイクルチェアリングは、このためにやるといってもいいアクティビティです。
コーヒーブレイクを長くとれる方と時短で行いたい方に分けて紹介します。
また、ロングライドでも邪魔にならず、重量加算も少ないアイテムも紹介しますので参考にしてください。
コーヒーブレイクを長い時間過ごしたい方
ロングライドのサイクルチェアリングでコーヒーブレイクの時間を長くとりたい方は、コーヒーの飲み方に拘りませんか。
そう、コーヒーミルでコーヒー豆をゴリゴリと引いて、ペーパーでドリップして飲む。
急がず時間を掛け、1杯のコーヒーを楽しむ。
実にロマンがあります。
ロングライドのサイクルチェアリングでもこのひと時を楽しみましょう。
この場合に気をつけて欲しいのは、前の章で紹介したように、コーヒーブレイクの時間を長くとる場合、走行距離、走行時間のプランをしっかり立ててから行ってください。
ライドに余裕を持って過ごすのも、サイクルチェアリングには大事な心構えになります。
コーヒーブレークを時短で過ごしたい方
ライドの距離や時間を稼ぎたいけど、サイクルチェアリングでコーヒーブレイクの時間を時短でしたい方におすすめします。
それは、市販のコーヒーバッグやインスタントコーヒーで、コーヒーブレークを手短にとります。
また、ロングライドにコーヒーカップは邪魔になりますよね。
そんな時は収納場所の制限が少ない、折り畳みタンブラーを使ってみましょう。
実は、私はロングライドの時は、軽量、コンパクトが走りの質を妨げない折り畳みタンブラーでコーヒーブレイクします。
ゴリゴリタイムはないですが、椅子をサッと広げ、折り畳みタンブラーに市販のドリップコーヒーパックでチェアリングコーヒーブレイクをします。
コンパクトで軽量な折り畳みタンブラーはジャージの背中のポケットに入れても邪魔にならないので時短でコーヒーブレイクが可能ですよ。
低予算、時短でコーヒーブレイクが景色の良い場所でとれます。
コーヒーの淹れ方はともかく、椅子に座ってコーヒーブレークをしたいんだという方におすすめします。
例として、私のロングライドサイクルチェアリングの時のコーヒーブレイクの方法を紹介します。
ロングライドの休憩時間を20分〜30分くらいとります。
ハンドルバーバッグから椅子、コーヒー、タンブラー(カップ)、スイーツをサッと抜き出し、折り畳み椅子を展開。
ボトルゲージに挿した熱湯の入った水筒を抜き出し、タンブラーにセットしたコーヒーパックに湯を注いでできたコーヒーを椅子に座ってくつろぎながらコーヒーブレーク。
ゆっくりやっても、5分〜10分くらいでコーヒーブレークに入れます。
インスタントコーヒーだったたら、もっと早くコーヒーブレイクに入れますね。
コーヒーブレイクを10〜15分くらいくつろいだら、今度はコーヒー豆の残りカスやゴミをゴミ袋にまとめたり、カップを拭いて椅子以外のものをまとめた後、椅子を畳んで、ハンドルバーバッグに戻す。
以上の手順で時短でサイクルチェアリングのコーヒーブレークをとります。
また、仲間でロングライドサイクルチェアリングしたら、結構楽しいかもしれませんね。
ライドの話題、自転車自慢、スイーツ分け合いなんていいですね。
ライド仲間でチェアリングの注意点として、場所を取り過ぎたり、騒ぎ過ぎたりして周囲の方や施設の迷惑にならないよう気をつけてください。
コーヒーブレイクの時に出たゴミは、綺麗に片付け家に持ち帰りましょう。
現地にゴミも残さず環境保護も考えて行動しましょう。
チェアリングのマナーも非常に大事ですからね。
まとめ
まとめていきましょう。
ロングライドのサイクルチェアリングは、景色の良い場所までライドし、折り畳み椅子を広げ、リラックスできるコーヒーブレイクをセットで楽しむアクティビティです。
遠くに出かけることで、近場では満足できない季節の時間、場所、景色を楽しむことができます。
ロングライドサイクルチェアリングの初心者も簡単に楽しめます。
ご自分の体力、脚力に合った走行時間、走行距離をもとにして計画を立てる。
体力、脚力を使いすぎると帰宅の脚力に悪影響がでる。
チェアリングするための椅子を予算や座り心地で選択する。
手軽に簡単に低予算で椅子を取り付けるのであれば、ハンドル幅内に軽い折り畳み椅子をベルクロテープで固定する。
予算や拘りに余裕のある方は、ハンドルバーバッグやサドルバッグに椅子だけでなく、調理器具や食べ物を一緒に収納する。
チェアリングの時にコーヒーブレイクの時間を長くとれる時は、拘りのコーヒーミルでロマンを感じながら椅子を広げてくつろぐ。
コーヒーブレイクの時間を手短にして、ライドの距離を稼ぎたい方は、荷物がコンパクトで軽量な折り畳みタンブラーと市販のドリップパックやインスタコーヒーで椅子を広げてくつろぐ。
チェアリングのブレイクタイムをとる時は、トイレも確認しておき、帰る時には休憩場所にゴミを残さず片付け、家に持ち帰り環境保護に努める。
以上が初心者でもロングライドサイクルチェアリングを楽しく行う方法になります。
サイクルチェアリングに慣れたら、デイキャップもそんなに難しくなくなるはずです。
自転車に乗るだけでなく他の遊び方や、新たな夢と世界が広がっていきます。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ハッピー サイクルチェアラー